【レビュー】「人生を変えるサウナ術」はサウナ初心者に最適な参考書
どうも、ぼくです。
最近、休日は色々な人とかかわる機会が多くて何かと忙しい日々を送っています。
忙しいんですけどかなり充実した日々を送っています。素晴らしいですね。
そんな忙しい日々を過ごしている中でも、欠かさず行っているのはやはり「サウナ」ですね。
2週間サウナに行かないと、サウナ行きたすぎて身体が震えてくるほぼ依存症な自分なのですが、ついこの間行った本屋さんでこんな本を見かけました。
サウナ好きにはかなりビビッと来た本だったので、即買いましたね。はい。
つい先ほど、この本を読み終えたので簡単にレビューの記録を残しておきたいと思います。
本の3分の2はサウナの入り方のHowToについて
本の3分2はほぼサウナの入り方と、サウナの効能についてつらつらと綴っています。
書いてあることを要約するとこんな感じ。
「サウナーが言う整いとはなんぞや？」
「サウナのメインディッシュは水風呂だ」
「サウナ→水風呂→休憩を繰り返し脳みそに血液を循環させて整いを体験しよう」
...etc
この辺の記述内容については、サウナ好きからしたら「はいはい。知ってますよー」程度に思えて退屈な内容かなと。
ただ、サウナ初心者は全然知らない内容かなと思いますので、この辺の記述は初心者向けですね。
ちなみに、自分も驚くほどかなり丁寧にサウナの効能や入り方について解説しているので、初心者の方はここでサウナのイロハについてすべて理解できると思います。
ここでサウナ初心者にサウナの魅力についてグッと惹きつけて後半にもっていく作戦ですね。
やるぅ。
海外のサウナ事情については勉強になった
この本では、海外のサウナ事情についても解説がされています。
サウナの発症と呼ばれるフィンランドから始まり、アウフグースことロウリュを行っているドイツ、さらにスウェーデンの下にある国のエストニアのサウナ事情についても詳細に記載されています。
フィンランドについてはサウナをかなり神聖な場所として扱っており、自然と共生するための大事な場所というのは知っていましたが、ドイツやエストニアのサウナ事情までは全然知らなかったのでかなり勉強になりましたね。
また、この本の巻末には日本のおススメサウナ一覧だけではなく、海外のおススメサウナの場所についても記載されているのでかなり有用性が高いです。
中々海外のおススメサウナの場所までは記載されている本やブログなどないので、このためだけに本を購入するというのもアリですね。
経営者のサウナ事情は少ししか記載されていなかった
NEW STANDARD株式会社の代表取締役社長「久志尚太郎」さんと、ヤフー株式会社「川邊健太郎」さんが考えるサウナについて詳細に記載されております。
「久志尚太郎」さんが考える「サウナはなぜアイデアが生まれやすいのか」を初め、ストレスが多いこの現代社会に差す一筋の光として「サウナ」があるなどといった様々な考え方が数十ページにわたって述べられています。
また、ヤフー株式会社「川邊健太郎」さんの自宅にプライベートサウナを作ってしまった経緯や、サウナ愛についてつらつらと記述されています。
経営者の考えを記述した後には、サウナを活用して生産性アップを図ろうとしている企業の取り組みについても詳細に解説がされていました。
この章の内容については、言葉ではどう言い表せれば良いのかわからないサウナの良さについて、前述したお二人が的確に言葉にしている部分に関心したところでもありました。
ただ正直、自分はこの部分をかなり掘り下げて様々な経営者がサウナをどう捉えて活用していく様を多く知れると期待してこの本を買ったので少し残念でしたね。
次回作でもいいので、多くの経営者にサウナについてインタビューをした本が出てくることを期待してます！！
最後に
サウナ好きで、整い方を知っている人にとってはこの本は少し物足りなさを感じるのではないかなと思った1冊でした。
サウナをどう自己啓発・ビジネスと絡ませてくるのか期待して購入したのですが、その部分について記述してある箇所が少しだったのでやっぱり残念でしたね。
ただ、サウナで整い方を知りたい！仕事で疲れ切っている！という方には最適なサウナについての参考書だと思いますので、是非購入して頂きサウナの良さを少しでも感じていただければと思います。
サウナほんといいですよ！！
おしまい。
