終身雇用が崩壊したので、会社の告発が増えるかもしれない
どうもぼくです。
ついに!
ついに!
終身雇用が崩壊しました!!
いえーい
headlines.yahoo.co.jp
日本最大手であるトヨタ社の社長が「終身雇用を守るのは難しい」と宣言してしまいました。
なんかあんまり話題になっていないですが、バブル時代を謳歌してきた世代が人生を逃げ切る準備ができた中でのこの発言。
つまり、これから会社を担っていく若い世代は会社というものを信用することなく、いつ切り捨てられてもいいように常に準備する必要がある時代を迎えることになったのです。
アメリカの映画でよくあるような「はい。お前明日から来なくていいよ」がまかり通る時代に突入することになりました。
怖いですね。頑張って会社に貢献してきたのにいきなり「お前単価が高いんだもん」という理由で切られることもあるのです。
ということで、終身雇用が崩壊したらどうなるのか。
実際こんな感じになるのではないのでしょうか。
会社にとって不都合な事実が密告されるようになる
終身雇用制度は「同じ会社に定年まで勤めて、若い社員の給料を後払い」によって、バレてクビになったりすると損するというシステムで情報漏洩や裏切りを防いで、会社への変な忠誠心を高める目論見があったわけで。
— ǝunsʇo ıɯnɟɐsɐɯ (@otsune) 2019年5月13日
それを無くすとなると、いつでも裏切れるし、告発して身分を失っても良くなるよね。
まさに、このツイートの通りで会社にすぐ切られるかもしれないと思った社員はどうするのかというと、会社に不信心しか抱かなくなるので会社にとって不利益なことを密告する可能性が高まるのではないのかなと。
不利益というのは、機密情報の漏洩だとか個人情報流出とかそういうことではなく、今まで終身雇用ということを盾にしていて周りに漏らすことを口止めしていた法律違反事項とかです。
わかりやすい例で言うと、会社で労働基準違反していることを簡単に労働基準監督署に密告することが挙げられるのではないのかなと。
今まで終身雇用が暗黙的に守られていた環境ならば、労働基準違反を密告することで会社が倒産し自分の生活も危うくなるので何も言わないで通っていたことが、俺が密告しようがしまいがどうせ会社から切られるんだし密告しておくかとなるわけです。
なんかむちゃくちゃギスギスした世界ですね。
恐ろしいです。
でも、逆に会社と取引できるかもしれない
会社からすぐ切られるというギスギスした世界が始まるわけですが、逆に考えると「俺を切ったら会社の不都合な事実を密告するぞ」と取引することもできるのかもしれないですね。
常に、ボイスレコーダーを懐に忍ばせておいて、部長のパワハラの証拠を取る。
その部長からリストラ宣告の雰囲気を感じさせてきたら、ボイスレコーダーでパワハラの証拠をチラッと匂わせる。
こういった、池井戸作品でよくある光景のようなことが現実世界でも繰り広げられるかもしれませんね。
おーこわ。
最後に
終身雇用が事実上崩壊したといっても過言ではないので、これからは手に職ですね。
エンジニアとかがすごい活躍する時代が今以上にくるのではないでしょうか。
みんなエンジニアしようぜ!
おしまい。