散歩するようになってから家を見るのが楽しくなってきた
最近ものすごくドラゴンクエストウォークにハマっている。
ドラゴンクエストウォークは、ポケモンGOのシステムを丸パクリしたゲームで、もう面白く金儲けできれば何でもありじゃボケというコロプラの勢いを感じさせるゲームである。
唯一ポケモンGOと違う点としては、ポケモンGOではあんまり重視されなかったレベルという概念で、ドラゴンクエストウォークではこのレベルがかなり重要になる。
ストーリークエストというのがあるのだが、3章あたりから敵の強さがインフレしどんなに課金をしていてもキャラクターのレベルを上げなければボスを倒せず次のクエストに挑戦することができないのである。
そして、レベルを上げるためにはおびただしい数のモンスターを倒さなくてはならず、そのために永遠と街をさまよってモンスターを倒す必要がある。
ドラゴンクエストウォークにはウォークモードというのがあり、このウォークモードにしていると歩きながらスマホをポチポチしなくても自動的にモンスターを倒す便利な機能がある。
まさにポケモンGOを反面教師にしたシステムだ。
このウォークモードは歩きスマホをしなくても良くなる反面、特にスマホの画面を見ることをしなくても良くなるので歩いている途中特にすることがなくなる。
特にすることがないとても退屈な散歩をしている中、自分があることをしていることに気づいた。
そう。家観察だ。
この世には星の数ほど家があるが、よくよく見てみると色々な特徴があり一つとして特徴が被る家はない。
団地や分譲住宅でも、外に止まっている車やガーデニング、子供のおもちゃなど、決して被ることのない特徴があるのだ。
そして、偶然としてさらに奇抜な家に遭遇することがある。
奇抜な色をした家、2階に階段がないのにドアが付いている家、窓がない家、明らかにバイオハザードしてる家などなど。
家には住んでいる人の特徴が否が応でもにじみ出ると思う。
それこそ、掃除が苦手な人の家はどこか乱雑な佇まいの家であったり、落ち着いた人が住んでいる家は特徴がないという特徴の家に住んでいたり、目立ちたがり屋はポイントポイントで派手な装飾を施している家に住んでいたり、その種類は万別だ。
住んでから約1年が経とうとしているこの街をドラゴンクエストウォークをキッカケに見ているのがどうも癪だが、それもこれもすべてドラゴンクエストウォークのおかげである。
ありがとう。ドラゴンクエストウォーク。
この街の面白さを教えてくれたのは他でもなくあなたです。
レベルがカンストするまではこの街の景色をもう少し見てみようと思う。
もっと面白い家があるかもしれないから。
みんなも散歩がてら面白い家を観察してみては。
おしまい。
- 作者: 高野保光,遊空間設計室
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2018/05/04
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