明日こそ、定時

残業は悪と心に決めてる社畜SEが、定時で帰れた時の暇つぶしに読める記事を綴っています。雑記。好きなこといろいろと…

本屋などでトイレに行きたくなる青木まりこ現象って知ってる??

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こんにちは。佐伯です。


トイレとかビデオレンタル屋さんなど行ったときにトイレに行きたくなった経験ってありませんか?
あれ何なんでしょうね。

しかも、その無性にトイレに行きたくなる現象に名前がありました。

その名も、青木まりこ現象

今日はその青木まりこ現象について紹介したいと思います。

青木まりこ現象とは?

青木まりこ現象(あおきまりこげんしょう)とは、書店に足を運んだ際に突如こみあげる便意に対して与えられた日本語における呼称である。この呼称は1985年にこの現象について言及した女性の名に由来する。
青木まりこ現象 - Wikipedia


1985年に発行された「本の雑誌」で 青木まりこ という読者から「本屋に行くと何故かトイレに行きたくなる」という投書がありました。
その投書に対して賛同の意見が多かったので作家の椎名誠が「青木まりこ現象」と名付けて特集を組んだことが始まりです。

やっぱりみんなトイレに行きたくなるんですね。

青木まりこ現象の原因

この症状について医学的・科学的な根拠はまだ解明されていません
しかし、いくつか原因の推測はされているのでそれを紹介したいと思います。

匂い刺激説

紙やインクなど、紙を構成する何らかの科学物質の匂いが刺激となって便意を誘発させるという説です。

条件反射関連の説

自分が過去に体験した習慣やトラウマなどから便意が誘発されるという説です。
例えば、牛乳を飲むといつもおなかを壊していた人は、牛乳を見るだけでもおなかを壊すといったもの。
また、「本屋に入るとトイレに行きたくなる」といった概念が自身に植え付けられており、本屋に行くと便意を誘発するといったこともそうです。

精神状態の変調による説

緊張感や焦燥感、不安感などといった精神状態が便意を誘発させるという説です。
小説家・作詞家のいとうせいこうは、本屋で「買うものを決めなくてはいけない」という焦燥感が便意を催すという仮説を立てていたこともありました。

「幸福否定」による説

「幸福否定」とは「自分にとって利益になることを意識すると、それに対する無意識の『抵抗』が体の症状となって現れる」という仮定に基づく概念です。
本屋で自分のお目当ての本が見つかった時の幸福に対して、無意識に喜んではいけないなどの抵抗が便意を誘発させているという説です。

形而上による説

文学者の月村辰雄は「読書中の人間は、外界の刺激から自身を隔離し、自分を通して智という宇宙を瞑想している」と述べています。
排便は、人間の内と外がつながれる実存的な行為であり、読書と排便は自己の内面が自覚されるという点において共通なので便意が誘発されるという説です。

消極的な説

交絡因子が潜んでおり、それが便意を誘発させているという説です。
書店に行くタイミングがいつも食事をとってから行ったり、喫茶店で一服してから行ったりなどしており、便意が誘発されることを事前にしている。
それがあたかも、「書店に行く」という行為が「便意をもよおす」という結果を招いているように感じられるといった説です。

複数の要因が絡んでるのは否めない

様々な推測がなされていますが、個人的な意見としてはこれら推測された要因のいくつかが重なって便意が誘発されるものではないかなと思います。

自分自身、「買うものを決めなくてはいけない」といった精神状態の変調による説 と 「書店に行く」という行為が「便意をもよおす」という結果を招いているといった消極的な説二つが重なって青木まりこ現象が発生しているのではないかなと。

いずれにしても、青木まりこ現象は解明されておらず本当のことはわからないんですけどね。
科学の技術が進歩することによって確かな原因が解明されるのが待ち遠しいです。

みなさんはどんなことが考えられると思いますか??