明日こそ、定時

残業は悪と心に決めてる社畜SEが、定時で帰れた時の暇つぶしに読める記事を綴っています。雑記。好きなこといろいろと…

【残業飯】魅惑の深夜の松屋

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最近、残業がすごい。
おそらく、ザ・パーフェクト・超人・マッハ・社畜ならば自分の残業時間なんて節分の日に鬼となってぶつけられる豆ぐらいのものかもしれないが。

仕事が立て続けに入り気づくと夜9時すぎ。
8時間以上座りっぱなしの仕事なのにお腹だけは減る。異常に減る。

さすが、IT業界はナレッジワークと言われるだけある。肉体労働よりも脳みそを無駄に動かすだけでカロリーを多く消費するという話も聞いたことがある。
VisualStudioに表示している会社同士の癒着によって生まれたプログラムがただの26文字のアルファベットにしか見えなくなったらいよいよおかしくなっている証拠だ。

アルファベットを無造作に並べている点の集まりを乱雑にぶち切り、社畜の命が煌々と照らしている夜景を背に駅まで早足で向かう。


……普段は乗り換えのためにしか下りない駅だが、今日はやけに魅力的に見える。
食べるものはもう決まっている。松屋の焼肉定食だ。

松屋の焼肉定食はなぜか月1のペースでものすごく食べたくなる。
卓上に置いてあるお世辞にも綺麗とは言えない甘ダレが入った容器を手にし、目の前にある焼肉にたっぷりとタレをかける。
お腹のうねりが止まらない。

別皿に盛られている大根おろしとネギを焼き肉にのせ、焼き肉で巻く。
我ながら上手に巻けたと上気になりつつ、秋田産のあきたこまちと一緒に口の中に掻っ込む。

美味しい。ものすごくおいしい。
約10時間ぶりに食べる焼肉定食は、味を形容することができないほど魅力に満ち溢れている。
これを食べて仕事を頑張って良かったと思えるほど仕事に対しての情熱はすでにないが、とにかくおいしい。

当分は、焼肉定食を食べなくてもいいぐらい満足をしたがそう遠くないうちにまたお世話になります。松屋さん。



明日も残業。
明日は何を食べようか。



おしまい。