明日こそ、定時

残業は悪と心に決めてる社畜SEが、定時で帰れた時の暇つぶしに読める記事を綴っています。雑記。好きなこといろいろと…

教える技術がない上司は「OJTトレーナー」になってはいけないという話

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教える技術がない上司は滅ぶべし

どうも。ぼく(@saeki_teizidash)です。

もう気づいたら春ですね。
今年の四分の一が終了したと考えると恐ろしいですね。秒で時間が飛んでいきます。
今考えた「秒で時間が飛ぶ」というこのパワーワード。良いと思いませんか?

さてさて、春も近いということで春がくる4月と言えば入学・入社の時期でもありますね。
入学について語ることは時期尚遅といいますか、自分は絶賛社畜の塊なもので語れることは何もないのですが、逆に社畜だからこそ語れる話題が「4月から入社する新入社員について」です。

4月から新人の子が自分が所属する部署に配属されるという方も多いと思います。
すべての企業で行っているシステムではないと思うのですが、配属された新入社員に対して約1年間先輩社員がマンツーマンで仕事の指導を行う「OJTトレーナー」制度というのがありますね。

大体この「OJTトレーナー」と一緒に仕事をしていくことによって、どのように仕事を進めていくのか、課題にぶち当たった時にどう対処すればよいのか、あの上司は不倫してるだとか、色々な教育を受け成長していくものです。

そう。私も入社するまでそう思ってました。
それが正しい「OJTトレーナー」の姿であることに間違いではなかったのですが、超絶残念ながら私はOJTでそのようなことは教えられなかったロスト社員です。


自分の体験談も元にそんなOJTトレーナーの現実についてまとめてみましたので、お時間がありましたら一読のほどよろしくお願いいたします。

1.人に仕事を教えることを軽視し過ぎてる上司が多い件

教えることを軽視している上司

自分の周りでOJTトレーナーになった人をよくよく観察していると思うことが一つ。

「あれ?この上司、自分の仕事優先して新人教育おざなりにしてね?」

確かに、自分の仕事は大事でしょう。
自分が抱えてる仕事が遅延したらクライアントが激怒してしまいますからね。

でも、オレを教えるのも立派な仕事だからな?!!

実際に仕事が多くて部長と新入社員との間で板挟みになって、発狂しそうになっているかもしれません。
課長から決算報告書を書けって言われて書いたのに、結果お前の報告書は当てにならなんと言ってを仕事をなかったことにされているのもわかる。

でも、申し訳ないけどそれは知らん!
上司同士でどうにかしてくれ案件でございます。

そういう状況があるにしろ新人教育をおざなりにして良い理由には微塵もなりません。
OJTトレーナーを任せられて仕事が普段通りに進まないようであれば、OJTトレーナーがその上司と掛け合って仕事量の調整をするべきです。
上司のツケが新入社員に来ることは許されないのですよ。

OJTトレーナーはもっと新入社員に対して仕事を教える、教育をするという姿勢を確固として持っていただきたいですね。

2.OJTは「新人に教える技術を学べる研修」を受けるべき

上司は研修を受けて教える技術を磨きましょう

OJTトレーナーが、上司と掛け合って仕事量を調整し確固として教育を行うぞ!といった姿勢を持ちました!
おめでとうございます!これでOJTトレーナーとしてやっとスタートラインに立てましたね!

これからどんな課題が新入社員に与えられるのかちょっとわくわくしますね。
よーし頑張って与えられた課題をこなしていくぞ!って思ったのもつかの間。

ん?とりあえず新しい案件の外部設計書作っといて??

え、外部設計書を作成できるようになるために小さい課題をくれるんじゃなかったんですか?
そもそも外部設計書ってなんですか?どういうものですか?どうやって書いたらいいんですか?

研修で習わなかったの?って
習うわけねぇだろこの野郎ッ!!
どこ研修で、特定の案件の外部設計書を書き方を教えてるんですかね。

てか、目標を課題としているOJTトレーナー多すぎな!

目標を達成するために、いくつもの課題を設ける。
そして、その課題を着実にこなしていくと目標を達成することができるという蟻でもわかる内容なのに実行している人が少なすぎだと思うわけですよ。

逆に聞きたいですよね。
「目標を達成するために、いくつもの課題を設ける。」と教えることって研修で習わなかったんですか?って


教える技術というのは、自分で仕事を進めていくよりも難しい技術だと思います。
コミュニケーション能力はもちろんのこと、論理的に仕事を進める上での技術(スキル)や、この仕事(作業)を行う意味を完全に理解していないと人に教えることはできませんからね。

だからこそ、OJTトレーナを任せられた人はOJTのやり方を教える研修に参加していただきたいと思います。
研修を受けても駄目ならその人をOJTトレーナにするのをやめて人望をなくしましょう。
そのほうが新入社員にとっても有意義な結果をもたらすと思います。

3.新人に不満を言うなら中途採用者を雇え

新人にはずれた意見を言う上司

OJTトレーナや新人を教える人は決まって新人をどの程度仕事ができるのかを評価したがります。

あいつは言われたことはやるけど自発的に行動できていないとか、プログラミングのスキルが全然なくてバグが多いとか、何がわからないのかわからないとか言い出すとかとかとか。。。。

そりゃあ新人ですからね(暗黒微笑)

入社して6,7年経った社員に対して言う意見なら確かにわからなくはないです。
そのぐらいの年次働いていて何かしら評価が下がるようなポイントがあれば、それは本人の努力が足りないだけなのか、特性を活かしきれていない上司のせいなのか、色々浮かび上がってきて判断が付きやすいですからね。

ただ、相手は新人。
入社して1年未満の人に対して求めるグレードが高すぎます。

そんなに新人が使えないとか評価するぐらいなら派遣を雇ってはどうでしょうか?
単価は安いし、即戦力のスキルを持ちあわせているし、何かあれば契約を終了できる、これほど理想の人材はいませんよ。

新人を取らないといけない決まりなら、新人を取らないといけない決まりをつくった会社に対して声をあげていただきたいと。
そんな反旗を翻すような行動をするよりも、新人を使えるように教育したほうが上司の負荷も将来的には軽減されると思うんですけどね。
そこまで、気がまわらない上司だからこそそういう言葉が出てしまうのか。
悲しいですね。

最後に

いや、これお前の職場だけだろって思っている方もいらっしゃると思います。
自分の職場だけならまだ新入社員の労働環境も捨てたもんじゃないな、と思えるのですが結構周りでもOJTについて良い話を聞かないものでして。

自分の職場内だけの話であることを願ってやみません。
新入社員の離職率が高い企業は、新入社員の研修やOJTなどの教育が軽視されているのも理由として挙がりそうな感じはあるんですがどうなんでしょう。

正直、良いOJTトレーナにあたらなくて会社に不信感を感じて転職しましたというのも正解な気がしますけどね。
そんなOJTトレーナが蔓延っている会社は結局のところそういう会社なんですから。

一応自分が推してる転職サイト張っておきますので、やっぱこれ入社失敗したなと思ったら頼ってみてくださいね。


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あなたの職場はどうでしょうか?


おしまい。



このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

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